車のエアコン故障は査定に影響する?

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様々な電子部品で構成されている車のパーツの一つにエアコンがあります。 エアコンは経年による理由を含め、様々な要因で故障する可能性がありますが、車を売却する際、どれくらい影響するかご存知ですか? JAAI(一般財団法人日本自動車査定協会)」にて参考の査定基準が載っていますがこちらを見るとそこそこ減額されてしまうため、修理してから売ったほうがいいと思う方も多いと思います。 しかし、実際にはエアコンは修理して売却すべきではありません。 この記事ではその理由について解説していきますね。
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車の買い替えをするならエアコンの故障は修理すべきではない

冒頭で車の買い取りを検討しているならエアコンは修理すべきではないとお伝えしました、車の査定は基本的に減点方式となっており、エアコンの故障はもちろん減額の対象にはなりますが、人間が査定することから買取業者によって減点の基準は異なります。 実際にエアコンを修理してから査定に出してしまうとエアコン故障の減額よりも修理費用のほうが高くなったしまうことがほとんどです。 エアコン修理は10万弱が相場ですが、エアコン故障における査定時のマイナスはせいぜい1万から4万ほどです。 エアコン修理をすべきではないと言っているのはこれが理由ですね。

エアコン修理にかかるパーツとは?

エアコン修理の際に必要とするパーツは下記のとおりです。
  1. 点検料
  2. コンプレッサー修理
  3. ファン・モーターなどの電装系修理
  4. ガス漏れ・充填
車電装系専門の電機屋が一番安く依頼できますが、自動車ディーラーなどに依頼する場合は10~20%程度金額が高くなると思ってください。

点検料

修理と別料金である場合が多いのが点検料です。 点検料には、訪問に伴う出張費や作業時間の料金、診断や検査の費用などが含まれることがあります。 修理にかかった総額が予想以上に高くなってしまう原因はこの点検料だったということもしばしばですが、修理の作業工賃とは別であるため注意が必要です。

コンプレッサー修理

コンプレッサーとはエアコンの温度調節に必要な冷媒装置のことです。 コンプレッサーが故障している場合、通常は新しいコンプレッサーに交換することが必要です。交換にはエアコンシステムの一部の分解や冷媒の充填・排出作業が含まれます。

ファン・モーターなど電装系修理

電装系の修理では、配線や接続の確認も重要な要素です。断線、接触不良、劣化などが原因でトラブルが起こることがあります。 吸気や送風をするために重要なパーツで、ファンやモーターなどの電装系を故障している場合は非常に高額な修理となってしまいます。

ガス漏れ・充填

ガス漏れは冷媒ラインや接続部、コンプレッサーなど、エアコンシステムのどこかで発生している可能性があります。 ガス漏れ・充填は比較的古いタイプの車に多い故障で最近の車では少ないですが、エアコンの故障による査定減点においては最も軽いものとなっています。

複数の買取業者を競合させればエアコン減額以上に車を高く売れる

複数の車買取店から見積もりを取得することで、自分の車の適切な市場価値を把握することができます。異なる買取店からの見積もりを比較することで、より高い価格で車を売却する機会を見逃さずに済みます。 競争の状況を活かし、買取店同士が競い合うことで価格を引き上げることができる可能性があります。 最低でも3〜5社の見積もりは出すようにしましょう。 1社だけだと足元を見た査定をされますが、複数社の競合の存在がわかると競合を意識させて高い査定額に繋がります。10万〜40万以上も値上げできる可能性を秘めている複数査定は大変魅力的なので使わない手はありません。
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